アチオテ(Bixa orellana)はキク科の植物Bixa属です。
小さな常緑樹の高木で、6m~10m程の高さです。
アチオテは南アメリカで生まれましたが、17世紀にスペイン人によって紹介され、それ以降世界の多くの地域に広がり今では、口紅などの化粧顔料や染料、料理のスパイスとしても使用されています。
種子の赤色は、主にカキテノイド 色素の ビキシンおよびノルビキシンによるものです 。
◇ アチオテエキス末12:1の特徴
[和名] ベニノキ(紅の木)
[英名] アチオテ(Achiote)
[学名]Bixa orellana
[現地名] アチョーテ、アチオティック
[その他の名称] アナトー(annatto)ウルカム(URUCUM)
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【食品規格】
特徴 | 弊社のアチオテは乾燥した葉の部分よりエキス末を抽出いたしております。 |
有効成分 |
タンニン、サポニン、モノキテルペン、セスキテルペン、αカロチノイド・βカロチノイド |
規格書 | 有 |
有機認証 | コーシャ(Kosher certified) |
取扱開始日 | 2011年9月~ |
デキストリン 配合量 |
5%(有機タピオカ) |
検査・分析 | 輸入食品残留農薬試験、放射能検査、栄養成分分析、抗酸化分析 |
他社との相違 | ●100%水溶性 ●デキストリン 5% ●エキス末比 12:1 |
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【アチオテ資料】
育成地 | アマゾン一帯を含む南米の熱帯性気候の地域。 |
天然/栽培 |
栽培 |
分類 | ベニノキ科 ベニノキ属 |
ネイティブ伝承 |
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現地での使用例 | お茶、すり潰して種子液、オイル抽出 |
海外での商品例 | サプリメント、お茶、化粧品 |
参考文献 | ・ ペルー北部アンデスの薬用植物と魔法植物 ・ ペルーのアマゾンで普及している薬用植物 ・ レチノイン酸およびβ-カロテンは、線維芽細胞による フィブロネクチン合成および放出を阻害 ・ ホルボールエステルに対する拮抗作用 ・ プロビタミンAまたは抗酸化特性とは無関係に コネキシン43遺伝子発現をアップレギュレートする ・ ブラジル薬用植物の活性化学成分 |
その他 | 北南米の部族により、身体と髪のための明るい赤い塗料を作るために使われてきました。アチオテによるボディーペインティングは、多くのブラジルのネイティブ部族の重要な伝統です。 エクアドルのツァシラ(Tsáchila)の男性による藍染染めの使用は、そのスペイン語名の由来である、 カラーラドス(Coladados)から来ています 。 メキシコのアステカ人は、16世紀の原稿絵画の赤いインキの源としてアチョーテ種子を使用しました。 ペルーの先祖はこれを食料としてのみならず体や顔に塗って、儀式に、また体中に模様を描き戦いのときにも使っていました。 アチョテと言う名前はナウワ族の“Achioti”,“Achiyoti”と言う言葉から来ています。 征服時代にやって来たスペインの歴史家たちがこの木を見つけたとき“BIXA”と名づけたので学名もそのまま“BIXA ORELLANA L”と呼ばれています。 アマゾンの呪術師シャーマンは、アチオテの薬効成分を利用して病気の治療を行っています。 |
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